かすみ革工房のブログ

趣味の革工芸にまつわる諸々を綴っています。

ロープハンドルの端の始末

ロープハンドルというのは、これです。 カバンの持ち手の型としては一番のお気に入りです。理由は、 1)手に持った時にしっくりくる 2)見た感じがクラシック 3)出来上がりの形が美しい(個人評です) 難点は、 1)作るのに比較的時間がかかる 2)特殊…

鞄の持ち手を付ける

鞄の持ち手。 を付けるための金具の取り付けです。 具体的に何かというと、これです。 英語ではHandle attachiment (ハンドルアタッチメント)と呼ぶようです。持ち手をつけるための装着物といったところでしょうか。 既製品の鞄を購入する際には、デザイン以…

革漉きは難しい

シンプルなトートバッグを作成中です。 普段は先生の方針もあり一度に一点のみ作成なのですが、今回は妹と義理の妹のプレゼント用も合わせて3点同時に作る許可を頂きました。 革を切り出したところです。 外側が赤、メタリックブラウン、緑。 内側がそれぞれ…

革漉き〜パスポートケースの場合

前回、革漉きは適当な厚さにしていたらダメなんだ!という、当たり前のことを理解するのに2年もかかってしまったという投稿をしました。 kasumi-kobo.hatenablog.com その後、Open Sudioで自分で革漉きしてきたものを見直し、納得のいかないものを改めて漉…

革漉きについて

個人でレザークラフトを趣味とする場合、一つのハードルとして「革漉き」があると思っています。 過去2年に渡る革漉き機との関わりと学んだことについて5つのステップにまとめてみました。 1)革漉き機との出会い 2)革漉き機を使ってみた〜先生の指導の…

行ってきました ミシンプロ

革を縫えるミシンを買おう! ということで、ほぼ半年に渡る紆余曲折ののちネットで噂のミシンプロ新宿さんに言ってきました。 【職業用ミシン・ロックミシンの総合ショップ】東京・新宿のミシンプロ ミシンプロ。噂の入口風景 で、購入したのがこちらMy Sweet…

ノートブックカバーの作り方_プロジェクト#2

B6サイズのノートカバーの作り方です。 寸法はB6サイズで記載していますが、どんなサイズでも作り方は同じなので、かなり使い回しのつくレシピだと思っています。(完成品サンプル) 作り方の流れは以下の通りです。 1)型作り 2)革の裁断 3)ポケット…

バックパック完成

バックパックが完成しました。 これは、一年の規定カリキュラムを修了し、個人プロジェクトとして制作した2作目になります。 私の通っている教室では、カリキュラムを終了すると、各自が作りたいものを、各自でデザインし、型紙作りから素材選びまで、自由に…

カリキュラムの紹介

私がレザーについて学んでいるアトリエのカリキュラムの紹介です。プログラムは3ヶ月=1学期 ( 週1で各12クラス)で4学期でプログラム修了という構成になっています。各学期は、 初級 火曜 中級 水曜 上級 木曜 マスタリー 金曜 クラスは終日(朝10時から夕方6…

父の日のプレゼント

形の残る手作りのプレゼントを、父に贈るのは初めてかもしれません。 (2018年5月製作) 読書家な父です。 70歳のお誕生日にipadを贈ったので、キンドル本も読んでいるようですが、月刊誌の購読は紙ベースが好きなようです。今回のブックカバーは、そん…

義母への誕生日プレゼント

遠方に住む義母への早めの誕生日プレゼントとして製作しました(2017年7月)。 ノートブックカバーです。 義母は、とても几帳面にメモを取る方なので、持ち運びに便利なB6サイズに。無印良品の「滑らかな書き味のノート」を添えて。 材料: 革はスムー…

レザーが好きです

2年ほど前(2016年7月) から革の鞄作りを習っています。 若い頃(子供の頃)から鞄が大好きでした。 特に革の鞄。 いわゆる高級ブランド品に興味をもったことはなく、高くて手が出なかったというももちろんありますが。デザイン、持った感じのフィット感、色…